授業のご報告

高校部

2018年11月30日

●授業報告(アクトン/フィンチリー教室)

◇小論文
毎月最後の授業日に、小論文の入試問題を論題とするディベート大会・ディスカッション大会を行っています。9月の論題は「日本は監視カメラの設置を制限すべきである。是か非か」、10月の論題は「出生前診断の是非について」、11月の論題は「オウム真理教事件元死刑囚の死刑執行の是非について」でした。これらの論題に沿い、9月の授業では管理社会、個人情報保護法、GDPR、マイナンバー制等について、10月の授業では出生前診断、染色体異常、ダウン症等について、11月の授業ではオウム真理教事件、死刑をめぐる国際法・国内法等について学びました。また、9月は『路上に自由を――監視カメラ徹底批判』より「監視カメラ大国イギリスの今」(インパクト出版会)、10月は『出生前診断―出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新書)、11月は『日本と世界の死刑問題』(明石書店)、『はじめての刑法入門』(筑摩書房)の抜粋を配布し読んでいただくとともに、授業で解説をしました。

◇英語
入試やTOEFLで学術英語の単語力が欠かせないのはいうまでもありませんが、問題を解く際にはリベラルアーツ全般の知識が生かされます。英語の授業では、TOEFLや入試の過去問題を読解教材として取り上げ、各分野の背景知識も同時に学んでいます。また、前回の授業の単語復習テスト実施後には、新聞記事から「抜き打ち時事単語テスト」を行い、答え合わせの後にその記事を配布することにより、時事問題を学びながら単語力も向上できるようにしています。
9、10月の授業では、日本人・韓国人の生活と儒教の影響に関する文章(出典は上智大学入試問題)を、10、11月の授業では、文法は誰が作ったのかと題するTOEFLの問題を扱いました。またどの月も、大学入試に出題された文法問題を学ぶ週を設けました。
授業で配布し単語テストでも出題した主な新聞記事は、「英国のEU離脱担当相と外相の辞任について」「IMF、米国の保護主義に懸念」「難民数、過去最多の6850万人を超す」(以上9月)、「沖縄県前知事・翁長雄志氏について」「長崎原爆の日に国連事務総長が式典に初出席」「全米400紙以上がトランプ大統領批判の社説を一斉に掲載」(以上10月)、「日本政府、障碍者雇用水増し」「スウェーデン総選挙(9月実施)で右派政党躍進」「ミャンマーでロヒンギャ報道記者に禁固7年の実刑判決」(以上11月)などです。

◇数学
高校数学は、毎年9月から開講されています。9月の数I/Aでは数と式、数II/Bでは図形と方程式、数IIIでは微分を学びました。11月からの数I/Aでは二次関数、数II/Bでは三角関数、数IIIでは微分を引き続き学びます。

●英語試験(TOEIC・TOEFL)

TOEIC(公開テスト)は毎月平均1回パリとアムステルダムで、TOEFL(iBT)は毎週土曜にロンドン・マンチェスター・ケンブリッジ等の各都市で行われます。申込み方は次の通りですので、日程の都合がつく方は受けてみてください。

◇TOEICの申込方法
https://www.etsglobal.org/Global から
TOEIC Listeining & Reading Testのページに行き、
下にある Register for a testをクリックする。

◇TOEFLの申込方法
https://toeflregistration.ets.org/TOEFLWeb/extISERLogonPrompt.do

◇IELTSの申込方法
https://ielts.britishcouncil.org/CheckAvailability.aspx
日本の大学に出願する際は「アカデミック・モジュール」が必要ですので、必ずアカデミック・モジュールの試験を受けるようにしてください。

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