現地校相談室

共学校、男子校、女子校の特性

2009年10月1日

イギリスの男女共学校と男子校、女子校の特性があったら教えてください。

男女共学校では、男女の役割は固定化する傾向があるのに対し、男女別学校では、1つの性で様々なことを行わなければならないため、かえっていろいろな役割に挑戦できます。

たとえば、男女が異性を気にしだす年齢となるセカンダリースクールでは、男女別学であれば男子生徒は女子生徒を気にせずに外国語の会話に積極的になることができ、また女子生徒は科学の実験で補佐役に回らずに主体的に実験することができます。

一方、共学校の女子は別学校に比べ理系科目が強化されやすく、男子も文系科目が磨かれやすいなど共学校の利点も少なくありません。また、英語の教材に使用する本が、男女両方の興味を惹く必要があるため様々なジャンルから取り上げられるというのも利点の1つです。

GCSE、Aレベルの成績順位が発表されるようになってからは、名門男子校も共学化する傾向にあります。これは、女子生徒の方が計画的に着実に勉強をする傾向にあるためで、学校全体の成績をよく見せる目的もあるようです。

別学、共学とも長所、短所がありますので、ぜひ学校見学をして、お子さんに合った校風の学校を選択してください。

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