校長だより

車で科学実験

2013年2月25日

先日、息子を車で学校まで送る際に、簡単な科学実験をしてみました。私の理科の授業では、実験をすることが多いのですが、車を運転しながらの実験は今回が初めてです。その実験はペットボトル1つで行いました。学校に着いたときには「ペットボトル1つでこんなに楽しめるんだね。」と息子が言ってくれたこともあり、今回は、その様子をご紹介したいと思います。

 

当日の朝は快晴、気温は2℃でした。車に2人で乗り込むと、前日に置いたままにしたペットボトルがへこんでいることに気付きました。そのペットボトルには10分の1ほどの水が残っており、中の上の方には水滴がついていました。

 私 「なんでへこんでいるんだと思う?」
 息子「どこかから空気が漏れたのかな。」
 私 「蓋はしまったままだし、穴は空いていないよ。」
 息子「なぜだろう?」
 私 「飛行機に乗ったとき、ペットボトルがどう変化したか、思い出してごらん。」
 息子「たしか上空では膨らみ、降りるときにはへこんだ。そのことと関係があるの?」
 私 「上空では気圧が下がり、地上に近づくと気圧が高くなることは学校で習ったよね。
 私 ところで、車の中 に置いておいただけなのに、なぜへこんだのだろうね。」
 息子「気圧が関係していることは確かだと思うけど不思議だね。」
 私 「水滴がついているけど、このペットボトルをヒーターにかざしたらどうなると思う?」
 息子「水滴が消える。」
 私 「それだけかな。実験をしてみよう。」


   ・・・実験をはじめて約5分後・・・


 息子「水滴が消えてペットボトルが膨らんだね。 どうして?」
 私 「水滴は、もともとどこにあったものだと思う? 答えのヒントはそこにあるはずだよ。」
 息子「残っていた水が蒸発したんじゃないの。」
 私 「水が蒸発するには、それなりの温度が必要だけど、今朝は2℃だったね。」
 私 「気体には水蒸気が含まれていて、温度が下がると水滴になって現れるんだ。」
 息子「それはわかっている。」
 私 「だったら答えはもうすぐわかるはず。考えてみよう。」

 

JOBAロンドン校では、今年の指導強化目標の1つに「問いかけの重視」を掲げました。自分の意見や理由を筋道立てて言えることは、社会に出る上で欠かせない力だと思われます。教室では、「なぜ?、どうして?、どう思う。」などを繰り返して問うことで、それらの力をすべての生徒に身につけさせたいと考えています。ご家庭でも同様の取り組みをしていただければ効果は倍増するはずです。上記の私と息子のやり取りが参考になればと思います。

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