帰国後の学習に十分に対応できる基礎力と、高学年につながる基盤づくりを目指すコースです。国語・算数の学習では、単元ごとの学習を通して深く考えることに取り組みます。海外で生活しながらも正しく文章が理解、表現できるよう、授業前後の読み聞かせや「わくわくにほんご講座」という特別講座で、科目の学習だけでは身に着けるのがむずかしい日本の文化や背景を学びます。また、日本の小学校で使用されている教科書を使っての音読会を行い、教科書の内容も補完します。小学３年生は、学習カリキュラムに合わせ毎月の学習内容の確認と定着を目的にした「海外・帰国生センター試験」を自宅または教室にて実施します。
帰国後の学習に十分に対応できる基礎力と、中学での学習につながる基盤づくりを目指すコースです。国語、算数の２科目に加え、帰国枠中学入試に対応した「中学受験英語」を受講することもできます。コース名称は「標準」ですが、学年が上がるごとに学習内容は高度になり、毎月実施する「海外・帰国子女センター試験」では十分な点を取ることはむずかしくなります。なお、標準コースの「海外・帰国生センター試験」において算数、国語ともに平均して８０点以上得点できる実力が身につけば、高校受験の際に早慶レベルの学校の合格も十分に可能です。また、各教室ともにコース授業とは別に、ＰＩＳＡ（ＯＥＣＤの学習達成度調査）が求める能力、自ら問題を発見し解決する力や社会への関心を高めることを目的にした「特別授業」を実施しています。
標準コースは、帰国枠中学入試で基礎力重視型の試験を課す学校を目指す生徒にも適しています。「中学受験英語」の受講と合わせ、英語型の帰国枠中学入試に十分に対応することができます。中学受験をする生徒には、面接対策や進学指導など、受験に関するサポートも行います。
小学部受験コースは、帰国枠中学入試に対応できる実力の養成を目標とし、国語・算数の２科目、または理科・社会を加えた４科目を四谷大塚のカリキュラムに沿って学習するコースです。また、英語を試験科目に課す中学の受験対策に「中学受験英語」を受講できます。国語・算数・英語はＪＯＢＡ独自の「海外・帰国子女センター試験」を実施し、学習内容の定着を図ります。コース授業とは別に、面接試験でも重視される社会問題に関心を持たせることを目的とした「特別授業」を実施しています。その他、面接対策、進学指導、情報提供はもちろん、受験に関する様々なサポートを受けられます。
受験校や個々の力に合わせ、最適なコースが選べるよう、科目ごとに受験／標準が選択できます。（受験A：算数受験・国語受験、受験B：算数受験・国語標準、受験C：算数標準・国語受験）
また、５年生まで標準コースにいた生徒が受験を目指せるよう、６年生を対象にした受験基礎コースを設けています。その他、６年生の後期には、オプションとして、傾向が似た学校ごとの対策授業を受講することができます。
