校長だより

国際バカロレアと日本の教育の未来

2013年10月29日

12月14日(土)、表題をテーマにした特別講演会が行われます。主催は福岡県にあるリンデンホールスクール(協力:J O B Aロンドン校)。リンデンホールスクールは、この10月初めにその中高学部が国際バカロレア(I B)のディプロマプログラム(D P)の正式認定校となった学校です。1条校としては日本で6番目の学校で、福岡県にありながらも、日本政府主導の「国際バカロレア校200校計画」に弾みをつける学校として注目を浴びています。

なお、上記1条校とは、学校教育法の第1条において「学校」とされている教育機関のことで、インターナショナル・スクールとは違い、卒業後には、日本の小学校・中学校・高等学校の卒業証書が授与される学校のことです。そのため上記の6校(他5校は、加藤学園、玉川学園、A I C J、立命館宇治、ぐんま国際アカデミー)では、英語イマージョン教育を取り入れながらも、サブテキストとして日本語の教科書を英訳し使用するなどして、文部科学省の指導要領に沿った形のカリキュラムを実施しています。ちなみに、多くの方がご存じだと思われる学芸大附属中等教育学校も、英語イマージョン教育を取り入れた1条校ですが、ミドルイヤープログラム(MYP)を実施するのみで D Pの認定校にはなっていません。D P 校になれば、I B資格を与えることができ、生徒はその資格をもって世界中の大学に応募することが可能になりますが、日本の大学で I B に特化した入試を行っている大学が少ないこともあり(岡山大学、玉川大学、横浜市立大学など。ただし、帰国枠では I B の資格を多数考慮)、D P の導入に二の足を踏んでいる学校は少なくありませんでした。

ところが、国際バカロレア機構と文科省の協力により、D P の科目の一部を日本語で教える教育プログラムを開発・導入することが今年6月に閣議決定され、それにより、先にお伝えした「国際バカロレア校200校計画」が現実味を帯びてきたのです。この計画は先の閣議で2018年までに達成することが謳われ、この先数年で日本の教育は大幅に変わると考えられています。

今回の講演会でお話しするのは、以前からお付き合いのある大迫先生です。大迫先生は、現在はリンデンホールスクール中高部の校長ですが、この200校計画を主導してきた「国際バカロレア・日本アドバイザリー委員会」の主要メンバーのお一人です。講演会当日には、リンデンホールスクールのご案内もされますが、主にはI B のプログラム導入で日本の教育がどう変わるかをお伝えする予定です。この機会をぜひお見逃しなく!

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