現地校相談室

外国語科目の取り扱い

2015年1月28日

セカンダリー・スクールに入学したばかりの子供がいます。日本ではまだ小学生で、英語は何も勉強していませんでした。全ての教科で苦労していますが、英語もままならないのに、フランス語、ラテン語の授業もあり混乱しています。どうしたらよいでしょうか。

イギリスのセカンダリー・スクールでは、GCSEで1科目はモダン・ランゲージを受験科目に入れなければならないため、Y7から外国語を学習します。しかし日本人の子どもたちは、まず母国語としての日本語力を保持、向上しなければなりません。その上で全ての教科を英語で勉強するのですから、それだけでもお子様は相当の努力が強いられます。その上さらに他の言語を学習するとなると、頭を整理したり、学習時間を割り当てるのも大変です。英語の力がつくまでは、外国語を免除してもらい(exemption)、その時間を英語習得の時間に充てられるように、学校側に交渉してみましょう。特に私立校に入りたての場合は時間割の自由度が高いので、臆せずに手紙を書いてみてください。こちら側から免除を申し立てる前に、学校側から外国語の授業をはずして、まずは英語力の促進に努めるようにと言われるケースもあります。その後一年ほどたった時点で、学力の進捗状況を見て、再び学校側と話し合いを持ち、カリキュラムを検討する機会を持つことをお勧めします。

もしお子様が小学生の場合は、少し事情が異なります。大抵フランス語が取り上げられますが、それほど科目としての重みはなく、むしろセカンダリーに行って本格的に学ぶ基礎となるので、その時間を大切にした方が良いでしょう。修学旅行でフランスに行く学校が多いので、語学を役に立てて経験を積むこともできます。

また滞英年数が長く、語学好きで学力に余裕のあるセカンダリー・スクールの生徒は、それを強みとして外国語力を伸ばすこともできます。日本の高校では外国語としては英語しか学びませんが、イギリスで外国語力をつけて、AレベルやIBの科目として取得しておけば、帰国枠で大学のフランス語科、ドイツ語科、スペイン語科などに進む道も開かれています。

外国語を免除してもらうとともに、日本語をモダンランゲージの一つとして認定してもらい、GCSEやAレベルの科目として取ることもアレンジしてもらいましょう。ある言語の生徒が一定数集まると、その科目の先生を付けてくれることもあります。少なくとも試験の科目として学校を会場に受験できるように交渉してみましょう。

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