帰国枠入試相談室

出願と帰国受験

2016年10月3日

中学高校入試を控えた受験生はいよいよ正念場、一方、保護者の方も出願書類や帰国の準備に慌ただしい毎日をお過ごしのことと思います。今回は、出願書類の作成から帰国まで、手続き面における注意点をお伝えします。

① 帰国子女枠受験資格認定
ICU高校をはじめ、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院および多くの公立高校の帰国枠入試では、事前に帰国子女枠受験の資格認定を受け、出願の際に学校側から受け取った認定通知書を同封する必要があります。受験予定校について、帰国子女枠での受験にこのような手続きが必要かどうか、まずは各校ホームページ上にある入試情報を通して確認しましょう。なお、公立校の場合は、本人や家族でなくても構いませんが、学校や教育委員会に直接出向いてこの手続きをすることになります。

② 入学願書の入手
私立校の入学願書は、例年十月の初めまでには出揃いますが、公立・国立校の中には、入学願書の配布が十一月中旬以降になるところがあり、注意が必要です。現地校に通っていて、出願書類に在籍証明書や成績証明書が必要な場合に、これらを十二月に入ってから現地校に依頼したのでは、現地校側も忙しい時期で、対応に遅れることが考えられるからです。入学願書配布が遅い学校については、問い合わせをして必要な書類を直接聞き、準備可能な書類から用意し始めるとよいでしょう。 なお、最近は願書用書類をウェブ上でダウンロードできる学校や無料で海外まで郵送してくれる学校が増えましたが、願書自体が有料で窓口配布としているところもあります。
以上をご承知の上、早めに学校側に問い合わせをし、願書の入手または必要書類の確認をしてください。

③ 出願書類の準備
出願書類には、在留証明書、在籍証明書、成績証明書、推薦状、戸籍抄本、健康診断書、検定料振込証明書など関係各所とのやり取りが必要なものの他、入学志願票、海外生活活動報告書、志望理由書、成績書の翻訳など作成が必要なもの、また英語力を証明する証書コピーなどがあります。各学校が求める書類はまちまちで、準備にさほど時間のかからないところもありますが、多くは、その準備にたくさんの時間を要します。書類の準備と作成は先延ばしをすることなく、作成日は決めるなど計画的に行うとよいでしょう。なお、作成物については、面接試験にも関係するため、親子同席の上で取り組みましょう。また、海外生活活動報告書や志望理由書は受験生本人が記入するものですが、内容や文をよく校正して、受験生本人の魅力を十分に引き出したものにしたいところです。

④ 検定料の支払い
出願の際には、検定料を支払った証明となる用紙を同封します。検定料の支払いは、郵便局や指定の銀行からとなっており、海外からの送金を認めている学校は多くはありません。送金元が国内のみの場合には、日本にいる親戚などにお願いをすることになるかと思われますが、振り込み日が指定されている場合には、注意が必要です。

⑤ 願書提出
国際宅急便にて願書を送付し受理してもらえる学校もありますが、国立校などでは、窓口のみで受理し、同封物の確認をするところがあります。親戚などにお願いをする場合には、書類の説明もしっかりとしておきましょう。

⑥ 帰国と受験
海外に住所をおいたまま一時帰国をして受験をする場合には、帰国後就学の義務はなく、その代わりに入試までの数日間を塾が行う直前講習会に参加するケースが多くみられます。JOBAが行う直前講習会では、寮が完備されており受験生だけが帰国しても受験に臨むことができるようなサポートをしています。兄弟がいる場合など、長期にわたっての一時帰国は、困難を伴いがちです。このような場合には、JOBAの直前講習会と寮をうまくご利用ください。本帰国の場合は、帰国後十四日以内に住民登録をする必要があります。またそれに合わせて就学の義務が発生し、たとえ英国で義務教育の過程が終了していても、中3相当の年齢であれば、公立中に通う必要があります。受験を間近に控えた時期の転校は、精神的にもきついものがあります。可能であれば、本帰国の時期を少し遅らせ一時帰国の状態で受験に臨ませたいところです。

⑦ 合格発表と手続き
合格発表翌日または一週間以内に、学費を納める必要のある私立校は少なくありません。検定料同様に通常海外からの送金はできませんので、日本での学費振込の手はずを整えておく必要があります。

⑧ 入学予定者説明会
合格発表後、合格者と保護者を対象にした説明会を行う学校があります。一時帰国のフライトを予約するときには、説明会の有無を確認し、この日程を考慮したものにしましょう。または、帰国日の変更可能なチケットを購入するとよいでしょう。

入塾をご希望の際は、お手数ですがお電話にて空き状況をご確認願います。

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