授業のご報告

高校部

2017年1月10日

●授業報告(アクトン/フィンチリー教室)

◇小論文

高校生から大学の学部・学科に関する質問が多く寄せられていましたので、11月5日・6日に「大学の学部・学科、学問について知る」という授業を行いました。その授業では、高校部の卒業生が進学してきた学部・学科を紹介し、各学部でどのようなことを学ぶのか、日本とイギリスの大学の違い、学部を選ぶうえで気をつけるべきこと等を学んでいただきました。どの教室からも異なる質問が多数寄せられたのが良かったと思います。また、12日・13日は、大学で学ぶ学問をイメージしていただくために、言語学者の松本良子先生に「言語学とは」と題した授業を行っていただきました。生徒から寄せられた感想は次の通りです。

  • なぜ日本では緑色の信号が「青信号」と呼ばれているのか不思議に思っていましたが、色彩語彙の話を聞き、その理由がわかって良かったです。
  • 言語学と心理学を結びつけたところが興味深かったです。
  • 若者言葉が面白かった。特に「やばい」の説明は的を射ていたと思う。
  • 大学で言語学を学びたいと思っていたので、休み時間に大学卒業後の進路について相談できて良かった。
  • 動物言語の話がとても興味深かった。
  • 言語学はもともと興味のある分野ではなかったが、

今回の授業で言葉に対する見解が少し変わった気がする。特に言語の歴史的・心理的な背景を知ることで、その深さについても気づくことができた。

◇英語

入試やTOEFLでは学術英語の単語力が欠かせないのはいうまでもありませんが、問題を解くうえでリベラルアーツ全般の知識が生かされます。9月は、米国史(原住民の由来、西部開拓史、ゴールドラッシュ、州の成立など)と文学(イギリスの代表的な文学であるチャールズ・ディケンズの作品分析)から過去問題を一題ずつ取り上げて各分野の背景知識も一緒に学び、10月・11月は、政治学(米国における民主主義の成立、日本の最近のニュースに見る政治家と国籍の話)、動物学(爬虫類)、言語学の過去問題を取り上げました。

動物学の授業では、ロンドン動物園に行ったことのないアクトン高校部生が多いことが判明しましたので(一方、フィンチリー高校部生については、ほとんどがロンドン動物園に行っていました)、生き物や生態系への関心を高め、この分野の単語力を増やすという目的で、行ったことがない高校生はロンドン動物園に見学に行くという課題を宿題として出しました。

◇数学

今年度の高校数学は、9月3日・4日から開講されています。10月・11月は、数?/Aでは二次関数、数?/Bでは三角関数、数?/Cで微分の応用を学びました。

●英語試験(TOEIC/TOEFL/英検)

TOEICは毎月平均2回、TOEFLは毎週土曜に、次回の英検は1月に行われます。TOEICとTOEFLの申し込み方法は次の通りですので、日程の都合がつく方は受けてみてください。

◇TOEICの申込方法
https://www.etsglobal.org/Global から TOEIC Listeining & Reading Testのページに行き、下にある Register for a testをクリックする。

◇TOEFLの申込方法
https://toeflregistration.ets.org/TOEFLWeb/extISERLogonPrompt.do

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