授業のご報告

ジュニア教室 わくわくにほんご講座

2017年1月10日

●わくわく日本語講座

毎月一回、授業の中だけでは触れられない日本語・日本文化に、ゲームや俳句・折り紙・季節の行事などを通して、触れ親しむ機会を設けています。毎月多くの児童が楽しみにしてくれています。

10月

◇「食育」講座を行いました

10月は、秋といえば「食欲の秋」ということで、「食」をテーマに、「なぜ食べるのかな?」という疑問から、「食」の大切さを考えました。次に、栄養素のグループ(赤・黄・緑)について知ってもらい、自分たちで様々な食物のグループ分けをやってもらいました。また、普段私達が食べている食べ物がどのように作られ、みんなの元へ届けられるのかを絵を使って紹介しました。最後には「食育かるた」をして遊び、かるたを通して学んでもらいました。

いつもとは違った切り口の講座となりましたが、食物のグループ(色)が偏りなく入っている日本の食事に驚いたり、日本の給食がどんなものだったかを思い出したり、紹介したりする機会にもなりました。

11月

◇「擬態語・擬声語」講座を行いました

今回のねらいは、様子を表す言葉には擬態語と擬声語の二種類があることと、その違いについて知ってもらうことです。そして、それらを使うと表現がより豊かになり、相手にもよく伝わるのだということを実感してもらい、どんどん自分の文の中でも使えるようになってもらうことです。

小1では、お風呂場・学校・レストラン・調理場といった場面ごとの絵を見ながら、擬態語・擬声語を使って、いろいろな文を作って、口頭で発表してもらいました。その後、たくさんの擬態語・擬声語のリストを使って、自由作文の練習を現在も引き続き行っています。

小2・小3では、病院・お花見の場面ごとの絵を見て文を作りながら、どんな風に擬態語を使えるのか、一緒に見ていきました。その後、絵に合わせて自分の好きな擬態語・擬声語を使って、4コマ漫画を作ってもらいました。生活の中の場面や、マンガやお話の中の出来事などを思い出して、面白い漫画や可愛い漫画がたくさん作れました。その中で、勘違いしたまま使っている言葉もあることに気付いた生徒もいました。

今後も、ぜひ作文や絵日記などの中で、擬態語や擬声語をどんどん使って、豊かな表現力を養ってほしいと思います。

12月

◇「クリスマス会」の準備を行いました

12月は「クリスマス会」に向けての歌の練習を行いました。今回は、小1の生徒も加わり(フィンチリーのみ)、ピアノに合わせて大きな声で元気よくクリスマスソングを歌いました。また、小3の生徒数名は、ハンドベルの演奏にも挑戦しました。

普段はなかなか歌う機会の少ないかもしれない日本語の童謡。歌の歌詞やメロディーを通して、英語とは違った日本語の響きや文化を知ることもきっとあるでしょう。今後も水曜教室では、童謡教室を引き続き行っていきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしています。

●教科書音読会

ジュニア教室では、日本の教科書の内容に少しでも触れ、教科書をすらすら読めるようになることを目標にした、「教科書音読会」を行っています。前期に取り組んだ時より上達している子も多い中、もう少しご家庭での練習が必要だなと感じられる子もいました。なかなかお時間をお取りいただくのは難しいかもしれませんが、普段の宿題と合わせて、教科書の音読もぜひ聞いてあげてください。そして、教科書の内容について考えたこと、感じたこと、疑問点などがありましたら、ぜひお子様と共有していただきたいと思います。 

11月は、以下のお話を読みました。

小1 くじらぐも
小2 お手紙 
小3 ちいちゃんのかげおくり

●「すみよい地球」作文コンクール

夏休みの意見文課題として、小3生には「すみよい地球」をテーマに取り組んでもらいました。その作品を岩谷産業主催の全国作文コンクールに出品したところ、二人の生徒の作品が努力賞に見事入選しました。おめでとうございます。

小3生にとっては、少しむずかしいテーマだったかとは思いますが、環境についてご家族で一緒に考えたり、自分なりに調べたりしたことを上手にまとめられていました。力作ぞろいでしたので、JOBAロンドン校からこうして選ばれたことを、大変うれしく思います。

●読書がんばったぞカード

ジュニアコースの皆さんには、読書推進と日本地図に親しむことを目的に、「読書がんばったぞカード」を配布しています。1冊本を読むごとに、1つの都道府県に色を塗っていき、日本全国制覇を目指してください。

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