現地校相談室

IBコースのある現地校

2011年11月1日

イギリスのセカンダリー・スクールでIBコースを持つ学校ができたと聞きましたが、詳細を教えてください。

ご指摘の通り、以前はIBコースはインターナショナル・スクールでしか取得できませんでしたが、シックスフォームにIBコースを取り入れる現地校がでてきました。その背景には、イギリスの教育制度によるAレベルでは、1年ごとにAS・A2の試験があり、さらに学校によってはユニットごとに試験を受ける方式を採用するので、よほど計画的に弛まず勉強しないと、よい成績を上げるのが難しいことがあります。

それに対して、IBコースは2年かけて念入りに準備ができ、成績が上げやすいことが理由となっています。また、3・4科目のAレベルに対して、IBでは6科目を様々な学問領域からバランスよく選ぶので、大学での専門性の土台として好まれる傾向もあります。概してインターナショナル・スクールの学費は高めでしたので、IBがイギリスの私立あるいは公立でも取得できるとなると、一考の価値があります。

ただし、シックスフォームでのみ履修可能で、その下の学年でのコースはやはりインターナショナル・スクールでしかとれませんので、イギリスの教育制度でGCSEを取った後でIBコースに変更するという点には注意が必要です。以下に日本人の方々が多く住む地域でIBコースを持つ学校をリストアップしますので、ご参考になさってください。

【主な公立校】

Bishop Ramsey Church of England School(Hillingdon)
Elthorne Park High School(Ealing),Villers High School(Ealing)
Westminster Academy(Park Royal),Colma Convent Girls’ School(Croydon)
Vigo Fidells Convent Senior School(Croydon),Harris City Academy(Croydon)
Riddlesdown Collegiate(Croydon),Coombe Girls’ School(New Malden)

【主な私立校】

Box Hill School,Charterhouse
King’s College School Wimbledon
St.Helen’s School, Whitgift School
The Godolphin and Latymer School

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