校長だより

2009年04月

2009年4月1日

2月から3月にかけて、受験を終えた生徒たちがロンドンに戻り、多数受験の報告などに教室を訪れてくれました。一通り受験の話を終え、今後のことに話が及ぶと、生徒の多くからは意外な反応が返ってきました。この時期ぐらいは大いに羽根を伸ばしたいと考えているのかと思えば、多くは入学後のことや将来に思いを馳せ、勉強をしなければと考えていました。日本では、受験勉強ですべてを消耗しきってしまい、受験が終わると学習意欲を失う子も少なくないと聞きますので、ロンドンのJOBA生のこの心意気は誇らしい限りです。

ロンドンのJOBA生が消耗しきることなく、次へのステップをすぐに踏み出すことができる理由をあえて考えてみると、面接対策と称して行う「面接必勝プログラム」が功を奏しているのかもしれません。「面接必勝プログラム」は、生徒が、入試の面接で自分自身を的確に表現できることを目標としていますが、将来希望する仕事や夢があること自体がアピールになると考え、生徒にそれらを考えてもらうことを重要視しています。ワークシートへの記入から始まり担当教師とのやりとり、個別の面接練習などを、教科学習の他に行いますので、生徒の負担も大きいですが、その甲斐あって受験までには、どの子も将来希望する仕事や夢を見つけます。今回受験から戻ってきた生徒の一人は、将来希望する仕事や夢が見つかったからこそ、最後までがんばり抜けたと言っていました。そして、この夢や希望が、それぞれを次の世界へと駆り立てる原動力となっているのでしょう。

一年前まで勉強に限らずあらゆることに意欲が感じられなかった生徒が、別人かと思わせられるほどに変わりました。この子が見違えるほどに変わることができたのも、この子に夢があったからです。受験をきっかけに自分の夢をあらためて考えることになり、目覚めたのです。今では、自分から将来について相談をし、自分の意思をはっきりと伝えることができるようになりました。

受験は、受験だけにあらず。受験をただ単にハードルを越えるためだけにあると考えさせたのでは、自分自身について探究する絶好の機会をみすみす取り逃がすようなものです。生徒には、受験は自分自身を大きく成長させる機会だと捉えさせ、より前向きにがんばらせたいものです。

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