帰国枠入試相談室

帰国枠中学入試の出願資格と帰国時期

2012年6月29日

帰国枠入試を受けるためには、海外在住年数のほか、特に帰国後の条件に注意をする必要があります。左の表で、帰国後の条件が「受験まで2年以内」とした学校は、入試日が1月ですから、小4の3学期1月以降に帰国した帰国子女でなければ、帰国枠入試を受けることはできないということを示しています。つまり、これらの学校では、海外で生まれ小学3年生まで海外で生活したような帰国子女でも、帰国枠での受験資格はないということになります。なお、下の表で「2年以内」とのみ記した学校は、詳しい規定を公表していない学校です。

〈多くの問題を抱えた出願資格〉
子供を現地校やインター校に通わせた場合、帰国後も英語力を維持し、中学校は帰国生の多い私立または国立中学を受験させたいと考える方は少なくないでしょう。ところが、帰国時期の関係で帰国枠が使えない場合は、一般入試でこれらの学校を目指すほかありません。ただ、海外生活が長く国語力が学年相応レベルに比べて劣ってしまった場合は、3年かけても一般入試が求めるレベルに到達するのは容易なことではありません。また、受験勉強に忙しく、入試が終わるまでは英語力の維持伸長にかける時間は取れないかもしれません。

〈帰国時期・帰国場所に注意を〉
帰国枠が利用できれば、入試に英語があるところが多いため、帰国後も英語の勉強を続ける必要から英語力を維持でき、また一般入試に比べ合格も手にしやすいと言えます。帰国時期により全く違った準備と結果になりがちですので、帰国時期には可能な限り注意を払いたいものです。

帰国時期を選ぶのは難しいかもしれませんが、帰国場所を選べば、帰国時期を不問とする帰国子女受け入れ校もあります。一般入試には対応できないのではないかと考えられる際は、帰国場所を考慮してあげたいところです。

<主な帰国子女受け入れ中学と出願資格>

(表をクリックしていただくと、大きな表が表示されます。)

2012年07.08月号

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