校長だより

成功の秘訣 4つのポイント

2012年10月29日

受験を間近に控え、今年の受験生もいよいよ真剣味が増してきました。今年の受験生にもぜひ成功を勝ち取ってほしいものです。以下には、これまでに成功を勝ち得た数々の受験生の様子を通して考えた、成功の秘訣をお伝えしたいと思います。成功した生徒は次のような生徒です。

  • 合格したいという気持ちが強い。
  • 合格願望の強い生徒からは、緊張感がほとばしっています。夏休みからこの様子が見られた生徒に成功しなかった者はいません。合格したいという気持ちが強ければ緊張は推進力にもなり得るのでしょう。
  • 自分に合ったチャレンジ校、併願校を選んだ。
  • 目標は高すぎると達成は困難を極めます。自分の到達度にあった学校を受験校に選んだ生徒は成功しています。なお、チャレンジ校は1つに絞るのがいいでしょう。実力がかけ離れていた生徒でも、チャレンジ校を1つに絞って準備をした生徒の中には、チャレンジ校に合格した生徒もいます。
  • 圧倒的な量をこなした。
  • 受験での成功率は学習量に比例します。成功した生徒は、すべての過去問を2度、3度と解いています。ま た、問題集も何度も解き直しをしています。いろいろな問題集をやればよいわけではありません。本人と受験校にあった問題集であれば、1つの問題集を何度も解くことで力になります。
  • よき伴走者がいた。
  • 受験には不安がつきまといがちで、一人で走り抜くことができる者はあまりいません。受験に成功した生徒には、必ずと言っていいほどによき伴走者がいました。伴走者の役目は一緒に走ることです。ある母親は、子供と一緒に朝5時に起きて、テストの採点、漢字の出題をしていました。ある父親は、日曜日は家では兄弟がいて集 中できないため、会社に連れて行き勉強を見ていました。本気になった親に、ついてこない生徒はいな かったように思います。

    伴走者は一人より二人いればなお心強いはず。伴走まではできなくとも、願書の準備や手続き面のことを考えると、受験は一人で支えることができるような代物ではありません。ぜひ、ご家族が一丸となり、この受験を乗り越えていただきたいと思います。

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