校長だより

楠 正宏さん

2014年6月23日

Acton土曜教室に中3まで通っていた楠 正宏さん(現在はハーバード大学1年、政治学専攻)が大活躍中です。その活躍は、5月31日(土)版の朝日新聞「世界の中で成長したい」や、6月13日(金)版の読売新聞2面「顔」にも取り上げられましたので、すでにご存じの方も多いかとは思います。正宏さんは、海外大学に進学を希望する高校生への情報提供やコミュニティー作りを支えるため、NPO法人「留学フェローシップ」を今年3月に立ち上げ、その代表に就任しました。以下には、正宏さんの略歴と活動内容を紹介したいと思います。

正宏さんが渡英したのは3歳のとき。現地校を続けることもできましたが、本人のみの帰国を決意し灘高校に入学しました。高校時代に、ディベートの国際大会で知り合った他国の高校生たちに刺激を受け、ハーバード大学への進学を考えるようになったそうです。高3春には、東京の塾で先輩留学生の体験談を聞くことができ、後ろ盾があることに力を得て、進学の意志が固まったと言います。

ハーバード大学に入学してみると、約1600人の新入生のうち日本人は3人。中国人や韓国人がそれぞれ数十人いるのと比べるとあまりにさびしいと感じたそうです。このときの思いがきっかけとなり、アメリカにいる日本人留学生に呼びかけ、約40人の賛同を得て立ちあげたのが、上記NPO法人です。日本人留学生が少ない理由の1つは、出願の仕方、奨学金ほか論文の書き方など情報が少ないこと、また情報を共有できるコミュニティーのような存在が見当たらないことだと考え、正宏さんらはこのNPO法人を通して具体的なアドバイスをしていくそうです。

現在正宏さんは、仲間とともに、北海道から沖縄まで、「留学キャラバン隊」と称して日本全国の高校をめぐり、留学に関する説明会(6/7?6/22)を実施中です。夏休み期間には、合宿を通してカウンセリング、エッセイの指導なども行うそうです(8/6?8/10 京都西園寺記念館にて)。進学先をアメリカの大学にと考えている高校2・3年生であれば、海外在住でも参加可とのこと。興味のある方は、「留学フェローシップ」のホームページをぜひご覧になってみてください。
http://ryu-fellow.org/

アメリカに留学をしたソフトバンクの孫正義社長は、19歳のときに事業家になることを決意し、20歳で「音声機能付き他言語翻訳機」を考案。22歳でシャープにこの試作機を売り込み約1億円を得ています。分野は全く違うかもしれませんが、正宏さんには、孫社長に似たエネルギーを感じます。益々の活躍を期待したいと思います。

日本に帰るJOBAの生徒の皆さんにも、将来もう一度海外で学んでほしいと思います。大学時の留学は今とは全く違うはずで、得るものも大きいはず。官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」が始まるなど、奨学金を得る機会も増えています。Be ambitious!

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