受験で大成功に導く親の特徴
2014年9月24日
日本の中学・高校における帰国枠入試が、11月を皮切りにスタートします。受験生を抱えるご家庭では、子供の勉強面に関する不安に加え、願書の提出など手続き面の煩わしさもあり、何かと落ち着かない日々をお送りのことでしょう。ただ、不安や忙しさには負けていられないはず。大変かとは思いますが、この際は、気合いを入れて、子供の成功に向けて、親としてできることを精一杯していただきたいと思います。そこで今回は、受験で子供を成功に導く親、特に子供の実力を飛躍的に伸ばし、大成功に導く親の特徴について、中学受験と高校受験に分けてお伝えしたいと思います。
まずは、中学受験について。
- 両親と子供の3人で納得のいく受験校を決定した。
この3人の考えが一致しないとうまくいきません。
- 子供の学習状況をよく把握していた。
教師との間で適切な連携が取るためにも大切なことです。また、子供は親が見てくれていると思うだけで、精神状態が安定します。
- 授業後など教師とよく話をしていた。
大成功に導く親は、とにかく教師とよく話をします。教師も生徒のことをよく理解できますので、塾と家庭学習の相乗効果も生みやすいのでしょう。忙しそうにしていて声をかけにくい教師もいるかもしれませんが、どうぞ気にせずお声をかけてください。
- 父親が勉強をよく見ていた。
受験の結果は良くも悪くも父親の振る舞い方次第だと言っても過言ではありません。子供の学習状況や塾での様子を知らない父親は、勉強を見ても、ついつい叱りがちです。これでは子供が信頼するはずがありません。成功させる父親は、どんなに忙しくても、子供と向い合う時間を確保し、叱ることなく勉強内容や勉強の仕方を教えています。また、母親同様、教師とよく話をします。
- 志望校の過去問を計画的に進めさせた。
入試問題は、どの学校もだいたい同じような問題を出題します。成功に導く親は、この過去問で、子供はどこができていないか、子供の課題は何かをよくつかんでいます。また、過去問を解く重要性をよく理解し、家庭で計画的に取り組ませています。
高校受験はどうかといえば、中学受験のように親が引っ張って成功したという家庭は多くはありません。子供の自覚を促すことに注力し、暖かく見守ること。頼ってきたら、とことん付き合うこと。これらが、高校受験を控える子供を成功に導く最も大事なポイントだと言えるでしょう。ただし、高校受験生には、中学受験生にはあまりみられないスランプ状態に陥る生徒がたまにいます。そうなったら、上記の5点を、子供に頼んでさせてもらうことです。
受験での成功には、家庭と教師と本人との密な連携が欠かせません。ご心配なことがありましたら、ためらうことなくご相談ください。
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