授業報告(Acton/Finchley教室)
〈小論文〉
4、5月の小論文の授業では、毎年恒例の「春の入試問題特訓」をしています。4月第1週は京都、第2週は早稲田、第3週は横浜国立、5月第1週はICUでした。様々な出題形式に触れられるようにするために、この二か月ではグラフ分析問題、発想系小論文、国語読解問題型、標準型を順番に取り上げてきました。
毎月最終週に実施している「小論文課題を用いたディベート/ディスカッション大会」では「超高齢社会の課題(3月)」、「著作権と特許について(4月)」について話し合いました。討論会の議題は毎月第1週に発表し、第1週・2週の授業では論題解説と調べ方をお伝えしています。
〈英語〉
小論文と連動し、英語の授業でも毎年恒例の「春の入試問題特訓」をしています。TOEICやTOEFL、英検とは異なり、入試では和訳、英訳、文法、文章全体を踏まえたうえで下線部の意味を日本語で具体的に説明するなど、英語総合力を幅広く問う問題が出題されています。和訳では自然な日本語に置き換えること、漢字を正しく書けるようにすることも大切です。
〈数学〉
数?/Aでは確率、数?/Bでは微分積分、数?/Cでは積分の応用を学んでいます。確率の単元末テストは5月7・8日に、微分積分の単元末テストは5月14・15日に行われました。
受験生小論文補習
IB試験が終わろうとしています。5月2日の週に試験科目の大半を終えた生徒は、5月7日から各自の小論文課題の執筆に戻りました。Aレベル生が試験の山を迎えるのはこれからですが、終日の試験勉強で集中力が途切れた時や、気分転換が必要な時で構いませんので、各自に出している小論文課題を書くようにしてください。
〈2?5月小論文提出者 優秀作品〉
☆第八課題 食糧危機
やがて世界が迎え得る食糧危機への対策の一つとして、NGO「ハンガー・フリー・ワールド」による活動が具体的に記されていました。JOBA高校部のNGO研修に参加して感じたNGOの利点に触れられていたのも良かったです。
☆第五課題 社会保障
「課題文を踏まえて」福祉の心とは何かを書くという難しい小論文だったのですが、筆者の主張を参照にしながら自分が考えた「福祉の心」を説明するために挙げられていたエピソードには、読み手を納得させる力強さがありました。
英語試験(TOEIC/TOEFL/英検)
月例通信メールでお知らせしましたように、5月末にはTOEICが、6月には英検が行われます。TOEFLは受験日が複数設定されていますので、都合さえ合えばいつでも受けることができます。4月は9日、5月は7日の試験を受けた高校部生が多かったようです。会場によって環境が異なりますので、ぜひ試験会場を変えて受けてみることをお勧めします。
-TOEICの申込方法
https://www.etsglobal.org/Global
Listening & Reading Testのページに行き、Register for a testをクリック
-TOEFLの申込方法
https://www.ets.org/toefl/ibt/register