●特別授業の実施
毎月、各教室で「特別授業」を行っています。特別授業では、通常授業で扱うことのできない社会問題などを取り上げ、社会への関心を促します。また、そうした問題に対する自分の考えを発表したり、その考えを文にまとめる練習をしたりしています。2017年の1月・2月の特別授業では、以下のトピックをとり上げました。
◇1月「2016年重大ニュース」
2016年に起こった重大ニュースを振り返りました。授業では、どのようなニュースだったのか事実を確認し、どのニュースが一番印象に残ったか、何を考えたかなど意見を交わしました。
生徒によるコメントを以下に一部紹介します
・「僕は大隅さんのノーベル賞のニュースが気に入りました。」
・「一番印象に残ったのはEU離脱です。僕は離脱すべきではないと思っていました。」
・「アメリカの大統領選の結果は驚きでした。」
・「北海道新幹線が開業されたことが気になりました。とても速く、安全、便利でとても役立つと思います。」
・「一番衝撃的だったのは障碍者施設19人刺殺事件でした。」
◇2月「北方領土問題」
2月7日の「北方領土の日」に因み、「北方領土問題」について授業をおこないました。
この授業では、戦後の日露米の関係史を振り返りながら、どのような経緯でこの問題が発生したのかを紹介しました。また、どうすれば問題解決できるのかを考えてもらいました。
生徒によるコメントを以下に一部紹介します。
・「ぼくは北方領土という言葉も聞いたことがありませんでした。」
・「私はロシアが悪いと思います。もともと日本の島だったからです。」
・「私はロシアと仲良くなってきょうどうの場所にすればいいと思います。」
・「日本はアメリカのいいなりになったので、日本もいけないと思いました。」
・「ロシアが悪いと思っていましたが、様々な事情があることがわかりました。」