●特別授業の実施

毎月、各教室で「特別授業」を行っています。特別授業では、通常授業で扱うことのできない社会問題などを取り上げ、社会への関心を促します。また、そうした問題に対する自分の考えを発表したり、その考えを文にまとめる練習をしたりしています。2018年の1月・2月の特別授業では、以下のトピックをとり上げました。

◇1月「2017年重大ニュース」

2017年に起こった重大ニュースを振り返りました。授業では、どのようなニュースだったのか事実を確認し、どのニュースが一番印象に残ったか、何を考えたかなど意見を交わしました。

生徒によるコメントを以下に一部紹介します。

• 「興味をもったのはトランプが大統領になったことです。トランプの暴言、パリ協定からの脱退は良くないと思いました。物事は争いではなく、話し合いで済ませるべきだと思いました。」
• 「イスラエルの首都をエルサレムにすると発言してパレスチナをおこらせたように、トランプ大統領のせいで今年は大変な年になると思います。」
• 「北朝鮮のミサイル問題が印象に残っています。2017年はテロなどもたくさんおこりました。今年はもっと楽しいニュースが聞きたいです。」
• 「2017年は、自分の欲望のためになら何でもしてしまうことが色々あった年だったと思います。」

◇2月「オリンピックの魅力と問題点」

2月に開催された「平昌オリンピック」にちなみ、授業をおこないました。
まずはオリンピックの歴史・意義など確認しました。また、開催のメリット・デメリットなどを挙げ、東京オリンピックに向けてどうすればよいか、考えてもらいました。

生徒によるコメントを以下に一部紹介します。

• 「ドーピングはダメだと思います。」
• 「日本では、英語で書いてあるメニューや標識を増やしたほうがよいと思います。」
• 「毎回開催地を変えないで、決めればよいと思う。そうすれば工事をしないで済む。」
• 「外国の人に、日本の食、テクノロジー、その他すばらしいことを教えられるのはうれしいです。」
• 「ボイコット、わいろなどの問題がなく平和に終わらせたい。」
• 「経済効果や結果ばかりでなく、尊敬の心や相互理解によって、全員にとっていいものになってくれたらいいと思う。」