先日、Finchley教室の中学生２名が、公園で同時に携帯電話を横取りされるという事件が起きました。犯人は２人で、その１人が生徒の１人に言いがかりをつけ暴力を振るい、それを見た別の生徒が警察に電話をしようとすると、もう１人の犯人は一緒に暴力を振うのではなく、逆に暴力を振っている仲間を制止しながら、電話をかけようとした生徒に言葉巧みに近寄り、生徒が少し安心したすきをみて一気に携帯を取り上げました。またそこに一緒にいた別の生徒の携帯も、ベルトにコードつきで結び付けておいたにもかかわらず、むしり取って暴力を振っていた犯人と一緒に逃げました。暴力を振われた生徒も、携帯を取られた２人の生徒も、またその場にいたもう１人の生徒とその友達もけがをすることはなく大事にいたらずに済んだのは不幸中の幸いでした。犯人が逃げ去った後、携帯を取られずに済んだ生徒が警察と家庭に電話をし、その後現場にすぐに警察と保護者の方が来てくれたそうです。まずは、大きなショックを受けたであろうにもかかわらず迅速に的確に行動した生徒たちを称えたいと思います。被害に遭った生徒の保護者の皆様におかれましては、連絡を受け、どれほどのご心配をされたか、ご心情をお察しして余りあるものがあります。
被害にあった生徒やその保護者の皆様におかれましては思い出したくもない出来事かとは思いますが、今後このような事件が起こらないようにするため、事件にあった生徒から聞いた話をもとに考えられる対策を以下に書かせていただきます。
心配しだすときりがありませんが、備えあれば憂いなし。万全の対策を取るに越したことがないでしょう。夏休みを迎えるにあたり、皆様にとって安全で有意義な日々が送れますよう心より祈っております。
