校長だより

2008年11月

2008年11月1日

受験生は今、入試教科の学習にとどまらず、願書に必要な志望理由、活動歴の記入または願書に同封する作文作成、面接試験や作文試験に対する準備など忙しい毎日を送っています。この時期、受験生は教科学習に少しでも多くの時間をかけたいところですが、そうとばかりも言っていられないのが現状です。

一方、受験生の保護者も、成績証明書や推薦書を学校に依頼したり、子供が現地校に通っていれば、3年分の成績をコピーし、子供がコメントを日本語に訳すのを手伝ったり、海外在留証明書を人事部に依頼したりなど願書の準備、入学手続きに向けた準備、入学後のことを考えた準備に余念がないことでしょう。また、受験料の納入,、願書提出、合格した際の手続きのため何度も足を運ばなければいけない学校があることに頭を悩ませたり、日本の口座への送金はレートのよかった昨年にしておけばよかったと後悔したり、まだまだ不安も多いことと察します。

来年以降の受験を考えるご家庭では、受験までにどのような準備が必要なのか、詳細を早めに知り、できる準備は少しずつしておくとよいでしょう。そのためには、受験をする可能性のある学校について、願書を今取り寄せることをお勧めします。願書の販売期間は限られており、この時期を逃すと来年の今頃まで手に入らなくなってしまうからです。

11月5日(水)の日大系列校のロンドンでの入学試験を皮切りに、来年度入学に向けた中学・高校受験がいよいよ始まります。受験を間近かに控え不安な毎日を送っている受験生も多いでしょうが、受験生が伸びるのは、まさにこれからです。不安を追い払い、一心不乱に勉強に取り組んでいってほしいものです。

受験生に対し、親は最後に何ができるのか、手続き面に不備がないようにすることと健康管理は最も大事なことですが、将来についての話をしたり、自己管理方法についてアドバイスしたり、今だからこそできることもたくさんあります。保護者の皆様方も、健康には十分に気をつけられ、ぜひがんばってください。

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